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■コロネットピークの看板。
クワッド1本で山頂だ!。 |
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■でも、広く感じるなあ。 |
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■遠くに緑の平野と湖が |
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■山の裏側も滑りたい |
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■これぞNZ! |
今日はすばらしい天気だ。昨日の猛吹雪で申し訳無く思ったのか、朝からスカッと晴天が広がる。しかし、油断はならない。こういう時に限って、山の上は自分の板も見えないような吹雪きだとか....
そもそも、コロネットピークはクイーンズタウンの町から最も近い。この町に来た最初の日に、いきなりナイターをやりに行った人もいたほどだ。さて、バスはちんたらと山の中に入る。カドローナに比べると、とても早く着いた感じだ。
スキー場はすばらしい晴天であった。ニュージーランドの典型ともいうべき、山の上は真っ白で山の下は緑が広がる景色が広がっている(説明はまどろっこしいので、写真見て)。ああ、これがニュージーランドなのだ。パンフレット等で何度も見た風景である。
しかぁし!スキー場もまた、ニュージーランドの典型である。狭い。季節が逆でなかったら、わざわざ日本から来る価値は無いだろうと思うほどの広さだ。日本の中規模スキー場並だ。しかも初めて海外スキーに行ったウィスラーとつい比較してしまうので、どうしても狭く感じるのだ。なにしろクワッド1本で山頂に達してしまう。尾瀬岩鞍くらいだろうか。ただし、実感はその倍以上だ。例によって木が生えていなくて、オフピステが開放されているので、全然混雑しない。クワッド1本で山頂に行ける規模の割には広く感じることができる。なにやら訳が分からない説明になったが、それがニュージーランドのスキー場なのだ!。
さて、センターハウスは白馬岩岳の山頂を思わせる造りだ。気合でスキーワックスを塗り、クワッドで山頂に上る。実に爽快な眺めだ。湖まで見えるのがいい。コースはいちおう、圧雪されているのでそれと分かるが、オフピステにはスノーボードの跡もいっぱいだ。ニュージーランドで初めて、スキーらしいスキーをする。
昼食はセンターハウスのゲレ食だ。何を注文してもすぐに肉が出て、ポテトは「えいっ」と気合が入ったのが出てくる。ピリ辛(チリポテト)はおすすめだ。
ここでガイドより変なアドバイスをもらう。「向こう側は北斜面だから、雪が良くないよ」
ん?おお、そうか、南半球だから北斜面の方が雪が悪くて、南の方がいいのか!。これは目からウロコであった(情けないウロコだ)。日本での「南斜面=悪、北斜面=良」という先入観が染み込んでいたので、ささやかな驚きであった。
その夜は同じツアーの仲間たちとレストランへ行く。帰りの夜道で、南十字星を教えてくれた。大きな十字はニセ十字星といって、だまされてはいけない。その近くに本物の南十字星があり、小ぶりだがきれいな十字になっている。しばらく見ていたら、いきなり大きな流れ星が見え、みんなが絶叫した。東京で生まれ育った私は、流れ星もめったに見たことが無く、声も出なかった。ニュージーランドを満喫できた1日であった。
コロネットピークはオフピステを楽しもう。位置がわかりやすいので、迷子にもなりにくい。
また、日本のスキー場のスキーセンターにあるような、スキー用具や小物関係のお土産はここが充実している。
今日のアルバム
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