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岐阜

 モンデウス飛騨位山ひだ舟山アルコピア飛騨ハイランド
 ひだ流葉朴の木平
スキー
      木島平みたい
 スキー モンデウス飛騨位山
モンデウス
テレカ
モンデウス
広いバーンだ

 飛騨高山から少し車を転がしたところにある、ファミリースキー場だ。写真のように、なだらかな斜面の開放的なレイアウトで、木島平のような印象を受けた。
 斜面はこれだけなので単調かも知れないが、開放的な斜面は楽しいものだ。ただし、切れ上がるような滑り方をするボーダーには気をつけよう。
 丸一日滑っていると、上級者のあなたはさすがに飽きるだろう。その場合は、下のTIPを読んで。

スキー
モンデウス モンデウス
最上部。左が乗鞍、右が御岳だ 下は平坦だ
モンデウス モンデウス
あわてず行こう 施設は立派だ
モンデウス モンデウス
乗鞍が見ている 御岳も負けるな
スキー
高山観光第一弾:高山は町そのものものが史跡である。倉敷のように一部分だけが風情を残しているのとは訳が違う。中規模・小規模スキー場はバーンが荒れ出す午後には早めにあがり、ゆっくり町をみてみよう。
高山市 高山市
右の小屋みたいなのは、なんと左の
小屋に至る、この道路の連絡道だ。
この幅、交通量で必要なのかな?
どこかレトロな看板だ
高山市 高山市
町並みが保存されている 高山ラーメンは有名だが、私のお勧めは
この豆天狗だ。値段も安い。
高山市
「おやき」はどこにでもあるが
スキー
      御岳を西から見る
 スキー ひだ舟山アルコピア
アルコピア
テレカ
アルコピア
テレカ
アルコピア
下はこんな感じ
アルコピア
最上部から御岳山

 高山市から南へ20分くらい、モンデウスのすぐ近くのスキー場だ。ここは縦長で、下は開放的な一枚バーンだが、上はコブありの上級エリアで、棲み分けがはっきりとされている。
 下は初心者、ファミリーが多く、クワッドリフトはベルトコンベアに乗ってスムーズに乗車できるような仕組みだ。これと同じものはフランスでも見たが、慣れると楽なものだ。
 上部は完全に中〜上級斜面で、最上部からは御岳山も見える。今まで東側、北側からしか見たことがなかったので、西側から見る御岳山になぜか感激してしまった。
 スキー、ボードに関係なく、上部の方が上級者という構図になっている。上部にはボードのアルペン用のコースである、ポールコースがある。ボーダーのレースを生で見たのは初めてだった。ただし、スタートの手すりはスコップを雪面に突き刺した取っ手の部分であった。
 飛騨高山からアクセスするスキー場としては、なかなかおもしろい。

スキー
アルコピア アルコピア
子供はそりで運ぶ 下はファミリーが多く混雑している
アルコピア アルコピア
いい天気だ 装着用のイスは
シングルリフトのイスだ
アルコピア アルコピア
広々としている 下の方は混雑している
アルコピア アルコピア
だんだん傾斜がきつくなる 上の方はすいている
アルコピア アルコピア
上部はピステンが入らない所も コブ斜面の上だ
アルコピア アルコピア
いい斜面だ センターハウスは素朴だ
アルコピア アルコピア
ベルトコンベアによるクワッド これがそのボードのコース
アルコピア アルコピア
スタートの手すりはスコップだ スタートだ
アルコピア アルコピア
御岳に向かって 乗鞍に向かって
スキー
 高山観光第二弾: 高山市の観光名所といえば陣屋だ。昔の武士の生活様式などが分かる。市の中央部なので、ちょっと時間があったら行ってみよう。
高山市 高山市
陣屋の入り口だ 要は、昔の役所だ
高山市 高山市
調度品なども展示されている いろりだ
高山市 高山市
米倉だ! 使者の間には、駕籠もあった
高山市
時間があったら行ってみよう
スキー
      ホテルに分断されたスキー場
 スキー 飛騨ハイランド
飛騨ハイランド
テレカ
飛騨ハイランド
上のコースはやや急斜面

 ホテルとスキー場が一体となったものは、今までに何度も見てきた。その多くは、苗場やタングラムのように、スキー場のメインゲレンデの前にドドンとあるものであり、グランデコやパインバレーのプリンスのように、やや迂回した連絡路からアクセスするものは少ない。
 ところがこの飛騨ハイランドは、縦長のスキー場の真中に、コースを遮断してホテルが建っているのである。そのため、上から下までのロングコースは楽しめないようになっている。いや、それどころか、下の駐車場からアクセスすると、ホテルの場所は板を外して登らなければならないのだ。
 もっとも、下は平坦な初心者コースで、上は急斜面と中斜面なので、たとえ滑走できても、面白さは少ないだろう。
 早朝行ってみたら、どえらい空いていて、こりゃあつぶれるんじゃないかと心配したが、修学旅行軍団がホテルから湧き出し、あっという間に混雑状態になった。
 コース自体はコンパクトで、景色もすばらしいというものではない。修学旅行には確かに、向いているだろう。

スキー
飛騨ハイランド 飛騨ハイランド
山岳ガイドもあるぞ 山だらけだ
飛騨ハイランド 飛騨ハイランド
上部は少し平坦だが ホテルに向かって滑る
飛騨ハイランド 飛騨ハイランド
この圧雪の仕方は飛騨流か? ホテルより下のコースはつまらん
スキー
  高山観光第三弾: 高山まで来たら、観光もしてみよう。午前中滑ったら、午後は高山駅から車でちょいの所にある、民俗博物館に行こう。ダム建設で水没するはずの合掌造りの家が並び、昔の生活道具が展示されている。
合掌造り 合掌造り
いい感じだ 本当は池が手前にある
合掌造り 合掌造り
内部も見れるぞ おもしろい
合掌造り 合掌造り
よくできている 屋根裏から、梁の傾斜を見る
合掌造り 合掌造り
雪上移動の道具だ 高山市を遠望する
合掌造り
これが竹ぞうりだ。
「雪の上をすべる」とある
スキー
      飛騨の本格スキー場
 スキー ひだ流葉
流葉
テレカ
流葉
正面ゲレンデ

 ひだ流葉(ながれは)は、高山周辺のスキー場としては、本格的な規模であり、高山市出身の友人は、こことダイナランドなどをメインとしていた。
 下は緩斜面だが、写真にあるように、上は小高い山をそのままザックリやってスキー場にしている。この山の上の向こう側を合わせて、上部ゲレンデが広がっており、そこは雪質もよい。ここからの眺めは、とにかく山、山、山。これといった高い山があるわけではなく、同じような高さと形の山が延々と広がっているのを見て、逆に不思議な感じがしたものだ。でもこれが、岐阜の特徴かもしれない。
 下へ降りるコースの方が急斜面が多いようだ。

スキー
流葉 流葉
広々としている これなら飛ばせる
流葉 流葉
上部は遠くの山々が見える いい斜面だ
流葉 流葉
左の看板の先には帽子が
掛けられていた
 
下は平坦なのが分かる
流葉 流葉
このクワッドであの山へ一直線だ  クワッドの降り口
スキー
 下山するならテクニカルコースがお勧めだ。谷間のコースだが、整備が良かった。
スキー
      山奥の開放バーン
 スキー 朴の木平
朴の木平
テレカ
朴の木平
テレカ
(ほのぼのとしているのがいい)
朴の木平
ここも開放的バーンだ

 安房トンネルの開通によって、松本ICから野麦峠スキー場へ行く道路をドンドコ登っていくと、岐阜県の高山市に冬でも行くことができる。私がスキーを始めて数年してから完成したトンネルだが、これによって、岐阜県への冬場のアクセスが非常によくなった。
 その恩恵を真っ先に受けるのが、この朴の木平(ほうのきだいら)ではないだろうか。トンネルを少し降りたくらいの所にある。非常に開放的なバーンで、木島平・牧の入スキー場のような印象だ。リフトの機動力も高く、ボーダーにも人気だ。
 東京のスキーヤーならば規模が大きい、手前の野麦峠や乗鞍温泉の方に行ってしまうかもしれないが、混雑を避けようというならば、ここも穴場だ。
 ただし、帰りは有料の安房トンネルを再度越えなければならないことと、えらい長い山道を降りていくことになる。

スキー
朴の木平 朴の木平
下は平坦だ 木の看板だ
朴の木平 朴の木平
いいコースだ 周りはとにかく山だ
朴の木平 朴の木平
本当に山奥のスキー場だ 左奥が乗鞍だ
朴の木平 朴の木平
スタート小屋がある そこそこの斜面だ
朴の木平
ちんまりまとまっていていい
スキー
 最上部に登ってみよう。白いかっこいい山の山頂部分と、道路があるのが見える。これが乗鞍岳で、道路がスカイラインだ。
長野(御岳)矢   
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