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ニセコ

   オージースキー
 雪だるま 2010年レポート(11) 札幌-3

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 今日はいよいよニセコに行く。ここは以前、来たことがあるが、それはキロロと同じ時で、広告代理店時代に4月に営業の仲間と北海道に来て、私だけレンタカーでスキーに来たものだ。しかしキロロと同じく、ゴンドラで上に登って、上だけ滑ってゴンドラで降りるものだ。それもニセコひらふだけ。もちろん、パウダーの聖地であるニセコにおいて、そんなことをアイヌの神様がお許しになるわけがない。さらに、最近はオーストラリア人がめちゃくちゃに増えているというではないか。これはもう、行くしかないのだ。ただし、パウダーを求めて行くというのに、気温が異常に高い。なんだか心配だなあ。
札幌 スキー
 



ニセコ
(ニセコグランヒラフ)

〒048-0081 
北海道俱知安町字山田204



TEL:0136-22-0109


 

ニセコ(グラン・ひらふ)
(公式サイトを加工) 

ニセコ 地図
ニセコ(公式サイト)
ニセコ
ゴンドラ乗り場だ
 ニセコ  
 シドニーから来たおじさん  
 ニセコ  
 うわ、雲がじゃまだ  
ニセコ
下はもうベトベトだ
  朝、札幌のホテルを出発。中山峠経由でニセコへ。このあたりの倶知安(くっちゃん)の町は、数年前、地価の値上がり率が日本一になったことがある。誰も買わないようなところをオーストラリア資本が買いまくり、オーストラリア人の冬(むこうでは夏だが)のリゾートとして開発したのだ。最初は花園エリアだけだったと記憶したが、その後オーストラリア人向けの施設も増えて、あたり一帯がオージーに占められるようになった。会社の後輩が2年前、数名でニセコに行ったら、新千歳からニセコまでのバスの中は自分たち以外は全部オーストラリア人だったという。ううむ、そうであったか。でも、倒産しなくて済んだんだから、よかったんじゃないの。
 途中、羊蹄山がきれいに見えた。会社の別の後輩が「ニセコには2回行ったことがありますけど、羊蹄山が見えたことはありませんよ」と言われたので、これはきっと写真を撮っておいたがいいなと思って撮影した(結局、正解だった)。
 ニセコひらふに到着。確かに散見されるが、びっくりするほどの割合ではない。きっと、超円高のせいではないだろうか。まあ、円高は外国人観光客にはマイナスだろうなあ。
 全山共通8時間券を買い、さっそくゴンドラへ。ゴンドラの中ではシドニーから来たというオジサンと話した。夫婦で去年も来たらしいが、今日は雪質がよくない、と言っていた。
 さて、ゴンドラを降りた場所からの眺めは・・・。おお、雄大ではないか。羊蹄山は蝦夷富士とも呼ばれ、富士山よりも完璧に左右対称で、実に美しい。しかし、山頂付近には雲がかかっていた。ううむ、でもまあよしとしよう。昔見た、巨大な温度計はといえば、5度を指している。おまけに風が強くて、最高地点へあがるリフトは止まったままだ。5度の気温で、風が強いとパウダーをモリモリ融かしてしまうので、大変困るのだが、リフトが止まってはどうにもならない。なんとか隣のニセコ東山(今はニセコビレッジというらしい)には行けるが、アンヌプリには行けないという。ひえええ、本当の持ち味は最上部のパウダーであり、また、ここからニセコの全エリアに滑ることができるのだが。風が止むことを祈りつつ、とりあえず1本滑ってみた。羊蹄山を見ながら滑るのは気分がいいが、滑り下りるにつれ、どんどん雪質が悪くなる。しかも下のリフトが混雑しているのは困りものだ。ゴンドラで再び登り、ビレッジエリアへ滑り込んだ。 
 ニセコビレッジスキー場
(公式サイトを加工) 

ニセコ

ニセコ
これを滑らずに帰るとは!
 ニセコ  
 トランシーバー使わないでちょうだい。
オール英語の、外人のための看板だ
 
 こちら、なんとかトラバースして滑りこむことができる。しかし、どうも雪質があまりよろしくない。いったい、よりによって、なぜ私が来た時にこんなに気温が上がるのか。ううむ、徳の積み方が足りなかったか。シュルシュルと滑り下りると、ますます悪くなる。本州ならあきらめもつくが、最上部のパウダーはもちろん、全面的にベタっぽい雪だ。昨日はガスっていたというから、仕方ないなあ。プリンスホテルはヒルトンになって営業していた。ゴンドラ乗り場では、「オーストラリアのUHF-CBととニュージーランドのPRS(無線機器)は使わないでください、その周波数、テレビで使われているので、絶対ダメ!」とかあって、なぜか笑ってしまった。いろいろ問題があるものだ。
 ゴンドラで上部に戻り、ヒラフにトラバース。アンヌプリには行けないので、こうなったら車でいくしかない。やむをえず、ブーツを脱いで車を転がして、アンヌプリへ向かった。どうしてもアンヌプリを滑りたかったのだ。
 
  ニセコアンヌプリスキー場
(公式サイトを加工) 

ニセコアンヌプリ
ニセコ
雪が重いんだよね
 ニセコ  
 アデレードはニセコファンだ  
 ニセコ  
 ニセコ昆布温泉のひとつ、鯉川温泉旅館だ  
 山をぐるりと回って、アンヌプリへ。早速ゴンドラで山頂駅へ。山頂駅とはいっても、山頂には程遠い。パウダーエリアの向こうに見える、止まったリフトがうらめしい。「奇跡の稼働開始」はなくて、結局、上部を何本か滑った。これでも景色はよく、雄大といえば雄大だが、オーストリアから帰ったばかりであまり感動というほどでもない。ううむ、パウダーエリアを滑りたかったなあ。天気がよければ、山頂までハイクアップするはずだったが。
 アンヌプリはヒラフに比べて空いているが、上部がつながっていたら、こんなはずはなかっただろう。滑っていたら足が疲れたので、レストランに入ることにした。ここでオーストラリアから来た、アデレード(オーストラリアの都市名でもある)という女性に会った。思わず、"Heavy snow, isn't it?"と声をかけたら、キョトンとされた。う、いかん、Heavy snowとは豪雪の意味もあるので、いわゆる「重い雪質の雪」はsticky snowの方がいい。管理人の英語力などこの程度だ。彼女はなんと、スレドボ=ペリッシャーブルーのあるジンダバインから来たという。私が行ったことがあると言ったら、驚いていた。また、せっかく日本にきてこれじゃあかわいそうだと言ったら、いや、ニセコは3回目だからニセコの良さは知っているよと、逆に慰められてしまった。ううむ、私よりもニセコを知っているようだ。
 スキーを終えてニセコ昆布温泉へ。ここの鯉川温泉に入る。なかなかいい湯だ。日帰り入浴500円。
 その後、5時には出発して札幌のホテルに戻り、ホテルの近くの「山小屋」というジンギスカン屋でたらふく食べて寝た。明日は重い雪はかんべんだ。
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ニセコ ニセコ
朝一の羊諦山。雲が無かった ニセコアンヌプリ。滑るには
こちらの方が向いている
ニセコ ニセコ
あの上で滑りたかった ゴンドラで上がったあとは
ずっと雲がかかっていた
ニセコ ニセコ
 アンヌプリの山だ  あの雲がなかったら、だいぶ違っていただろう
ニセコ ニセコ
 0度を超えていること自体、すごいのだが、
実際は10度近くまであったはず
古いペアリフトだ 
ニセコ ニセコ
 小助川翁の鐘という、わけのわからん
鐘があった
滑りたかったなあ 
ニセコ ニセコ
 旧プリンスホテルめがけて ホテルと羊諦山だ 
ニセコ ニセコ
 ひらふに戻ったが、結局、最後まで雲がかかっていた  コンパクトなゴンドラだ
ニセコ ニセコ
オーストラリア人を意識した店が多い アンヌプリのスキー場だ
ニセコ ニセコ
ええと、チセヌプリだったっけ? 中国語以上に英語対応だ
ニセコ ニセコ
 あらら、やっちゃったよ  これがジンギスカンだ
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【ギャラリー】
ニセコ
 朝は良かったんだが
ニセコ
景色はちょっと残念だが、よりによって、こんな時に
記録的な高温になるとは!
 
ニセコ
  ニセコ、やっぱりもう一回来なきゃだめかな
 
スキー
 ニセコに行く前に、英会話を勉強してから行こう。スキー場そのものが日本離れしていて(特に山頂パウダーエリアは、アライが閉鎖された今は、貴重だ)、ちょっとした海外スキー気分になれるぞ。
スキー

 ニセコ(公式サイト)
 ニセコリゾート観光協会
 倶知安観光協会
 札幌市観光案内
 札幌ジンギスカン
 
Goods
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