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日本のスキー 百名コース

【北海道地区】(11)
【東北地区】
   (10)
【関東地区】    (7)
【新潟地区】    (9)
【長野地区】   (13)
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私は今まで数多くのスキー場を滑ってみました。その数は国内だけで200を超えており、滑ったコース数は数え切れないものがあります。
「そんなにたくさん行ったところで、雪の上を滑るのは同じじゃないか」というアナタ、違うんですね。スキーコースはそれぞれ実に個性的で、遠くから足を伸ばして来てよかった、と思うことは数限りなくありました。
滑ったスキー場の数が国内200ヶ所を超えたのを機会に、「スキー場」ではなく、私の思い出に残っているコースをご紹介します。それなりの特長、個性を持った宝石のようなコースばかりです。
(※「100名スキー場」などやろうものなら、行く人の目的によって評価基準が異なるので大混乱になるか、バリエーションが豊富な大きなスキー場が有利になるだけなのは明白です。たとえ小さなスキー場でもキラリと光るコースがある場合は紹介したいので、「コース」に焦点を絞ってのご案内です)

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◆採用基準
「標高差」「長さ」のような単一的な尺度でコースに序列をつけたところで、それはどこかで見たようなつまらないランキングでしかないでしょう。そういうことは日本全国のスキー場データを把握している機関やマスコミにまかせることにします。ここでは「私が実際に行って滑ったときの状況」をもとに個性を明らかにして、序列はつけることなく、地域順に紹介したいと思います。
【基準1:景色】  上級者でも初心者でも同じように楽しめるのが景色です。また日ごろ仕事をしている人にとってレジャーとしてのスキーに必要なものは、気分転換になる非日常性とストレスを忘れさせる開放感などがあるでしょう。私が最初にスキーにのめり込んだのはこれが理由であり、重要であると考えています。
【基準2:コース】 私はコブなど非圧雪はあまり好きではなく、スキーの楽しさを一番実感できるのはパラレルで飛ばせるクルージングコースだと思います。他のコースと隔離されていて流入がなければ安心して滑ることができます。また尾根沿いコースや幅広コースのように開放感があると高評価です。
【基準3:ネタ】  面白い・感動・びっくり・その他、思い出に残るようなコース、つい人に話したくなるようなコース、日本でもそこにしかないようなコース。こういうコースは楽しいものであり、そのスキー場に行ってよかった、気になります。私がレポートのネタにしやすい、という意味もあります。
注意:
 基本的にランキングは管理人の主観(偏見)によるものです。景色や雪質などは私が行った時の状況が影響しているので、公平なものではないかもしれません。たとえばニセコ、山形蔵王は春スキーだったので評価できませんでした。無理にニセコのパウダーを論じたり、見てもいない樹氷を観光写真だけで判断して蔵王の樹氷原コースを評するわけにはいかないからです。
 
「200 SNOW REPORTS 管理人的百名コース」なのです。いろいろとご意見はありましょうが、そのへんを含みおきいただいて、参考になればと思います。お出かけの際は最新の専門誌やネットなどでご確認ください。
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【北海道地区】
北海道
スキー写真:富良野のスピースコース 【富良野:スピース、ザイラー】
 私にとって理想的なクルージングコースとは、斜度は20度ちょっとくらい。斜度が強いから大回りをしてスピードを制御するというよりも、自分から働きかけてスピードを上げていく、という感じがいい。見通しがいいので直線的に飛ばしても危険を感じることはなく、これが長距離に渡って続くのは北海道のコースならでは。本州で雪質がよくスキー場向きとなると標高の高い部分になってしまうが、それではどうしても短い急斜面になりやすくなる。北海道は標高500m程度でも雪質がいいから山のすそ野みたいな所でも立派なコースになるのでは、というのが私の推測。
スキー写真:トマムのタワーホテル 【トマム:ラバーズレーン】
 しかしまあ、ホテルが奇妙な景観を作るのだからたいしたものだ。写真はザ・タワーというホテルだが、このほかガレリアという同様のツインタワーもある。
スキー写真:サホロのコース 【サホロ:ノースアベニュー】
 気温が高い日はお昼休みのころ、いったん30分くらいコースを閉鎖し、再圧雪をしてくれる涙もののサービスをするスキー場で、このノースアベニュー側を圧雪する。
 この尾根沿いの細いコースに似たのは岩鞍のミルキーウェイ、野沢のスカイラインなど数多いのだが、ここは写真の通り下部の斜度が落ちており、しかもすいているので、安心して飛ばせるのがいい。
 景色も北海道らしくてすばらしい。
スキー写真:カムイのコース 【カムイ:ゴールド】
 写真右上から手前まで続くコース。運がよければ上部ではパラグライダーの発着が見られる。また、以前は手前の緩斜面でセントバーナードの足にスキー板をくくりつけ、うしろからロープで引っ張って滑らせるというイベントをやっていた。その姿はこのサイトのバナーとして採用させてもらっている。
スキー写真:藻岩山の夜景
【札幌藻岩山:うさぎ平】
 札幌市街にあるスキー場。特にリフトを降りてうさぎ平に滑り降りる直前で写真のような夜景を見ることができる。
旭川のサンタプレゼントパークもきれいだが、都市の規模(夜景)では札幌の方が上だろう。なお、海外ではバンクーバーの夜景を見ながら滑ることができるグラウスマウンテンのナイターもすばらしい。
スキー写真:テイネハイランドの北壁 【テイネハイランド:北かべ】
 テイネの名物コースで、木の生えている急斜面が開放されたもの。パウダー天国だが、札幌市に隣接しているためいいパウダーはすぐに地元民に食われてしまう。
近くに石狩湾(写真の左上)が見えるのもいい
スキー写真:テイネオリンピア 【テイネオリンピア:白樺ウェーデルン】
 観覧車が見えるスキー場は、いままでイエティ、ルスツ、サンタプレゼントパークとあったが、ここは山の上に遊園地があるので、観覧車に監視されながら滑っている気になる、面白いスキー場だ。
スキー写真:ルスツ 【ルスツ:スティームボートB、他】
 ルスツのコースは富良野に負けない、すばらしいロングクルージングコースが多い。その代表はスティームボートBで、これに比肩するコースが5本くらい同じ山から出ているということ自体もすごい。
 知名度はすぐ近くのニセコが上のため、逆にすいているという利点もある。
スキー写真:黒岳ロープウェイのコース 【黒岳ロープウェイ:山麓林道】
 写真の部分はまだいいほうで、本当、初めて来た人間が一人で朝イチに滑ったら、遭難しないほうが不思議なくらいのコース。天気のいいとき、誰か先に滑っている人がいるときを狙いましょう!。
スキー写真:大雪山旭岳 【旭岳ロープウェイ:Aコース】
 ロープウェイを降りると、ここはどこの国かな、という景色だ。海外に行った気になるような、スキーヤーなら一度は行ってもらいたいスキー場。春スキーでも有名。
スキー写真:小樽天狗山 【小樽天狗山:新コース】
 札幌市から石狩湾ぞいに並ぶスキー場(テイネ、朝里川温泉など)は海が見えるが、ここ小樽天狗山が一番近くに見える。これだけ海に近いのに3月時点での雪質がパウダー(少なくとも、新潟のベスト時よりいいだろう)なのにびっくりしたものだ。
ナイターで小樽の夜景を見ながらのスキーも有名。
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【東北地区】
東北
スキー写真:八甲田 【八甲田:フォレスト】
 山頂部は樹氷が美しく、遠く青森市と陸奥湾が見える。しかしひとたび吹雪けば目標を見失う、おっかないコースだ。私は滑りながら、もし吹雪いたりガスったりしたらやばいな、と感じていたのだが、翌日、関東から来た老夫婦が遭難死したと聞いておおいにビビッた。
スキー写真:岩木山スカイライン 【岩木山スカイライン:スカイライン】
 日本で唯一、リフトの無いスキー場(動力で人を運搬すれば国土交通省でいうスキー場になるらしい。ここでは雪上車で運ぶ)。そのためいつも圧雪したてを滑ることができる。
写真は滑っていたら、次の便が上がってきたところ。フカフカのすばらしい雪が麓まで延々と続く。
でもここは今、営業をやめてしまった。本当に残念だ。
スキー写真:大鰐温泉 【大鰐温泉:キングスバレー】
 オリンピック選手を何人も育てたスキー場だそうだが、ゴンドラを降りてすぐのこのコースも相当すべり応えがある。写真の通りの強い斜度で、普通なら圧雪しないでコブ斜面のままにしておくものだが、ここでは丁寧に圧雪するので、グングンスピードが出る斜面になる。
クルージングどころではない斜度だが、朝イチのすいているときなどは高速滑走のトレーニングにはいいだろう。東京圏ではあまりないパターンなのは、基本的にすいているからできることなのだろう。
スキー写真:安比 【安比:ザイラーロング】
 大鰐と似たパターンで、最初はスピードが出すぎるくらいの斜度が続く。途中で快適な斜面になり、最後はえらいぺったんこの斜面。安比はこのパターンが多いのだが、東京から来たスキーヤーはこの「安比的」コースを楽しむのがいいだろう。
スキー写真:岩手高原 【岩手高原:カルガリー】
 ここもまた安比と同じく、最高点から直線的なコースが何本も出ている。しかし最も端にあるカルガリーは大きく弧を描いているので、斜度もクルージング向けに緩和されているのでいい。快適にパラレルを楽しむならここだ!。
スキー写真:八幡平 【八幡平:パノラマ、マズナイ】
 写真はマズナイコースのガケ。よくもこんな斜度で雪が付いていられるなと思ったら、雪の下は低い笹が密集していた。
本当なら軽く40度を超えるガケだ。
 この斜面には本当は名前がないのだが、隣にイナズマコースがあるし、こんなガケは他にまずないから、マズナイコースと命名させてもらった。
スキー写真:田沢湖 【たざわ湖:国体】
 田沢湖の湖畔には3つのスキー場が並んでいる。ここから見る田沢湖は高くから見おろしているのと距離が近いので最もいい感じだ。厳冬でも凍結しないのは、日本一の水深によるもの。
スキー写真:セントメリー 【セントメリー:スターライト】
 高速道路を目の前に滑るのはパラダもあるが、ここでは下までくぐるというサービスぶりだ。高速道路の運転手もよそ見をしないように注意!。
スキー写真:グランデコ 【グランデコ:ミント】
 グランデコの上部のコースはみなこんな感じだ。森林を伐採せず、かといって人がぶつかってケガしたり、樹木にキズが入ったりしないようにマットを巻いている。黄色い色が雪面によく映えるが、なんだかパチンコの玉になったような気になる、楽しいコースだ。
【会津高畑:オレンジイン〜ブラック】
 写真が行方不明で捜索中です・・・・
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【関東地区】
関東
  
スキー写真:日光菖蒲が浜 【日光菖蒲が浜:コース名なし】
 なぜコース名が無いかというと、このスキー場にはコースが写真のこの1つしかないからだ。完全な初心者のそりコースといいたいところだが、なんとデタッチャブルのトリプルリフトがある。「親子3人にぴったり」というキャッチで運行しているところから、完全に小さな子がいる親子連れをターゲットとしたスキー場ということが分かるだろう。上級者が来るわけ無いし、飛ばそうにも飛ばせない斜度なので親も安心だ!。
スキー写真:尾瀬岩鞍 【尾瀬岩鞍:ぶなの木】
 岩鞍の西山側にあるいくつかのコブ斜面は初心者の練習にいい。それはコースの両端だけ細く圧雪しているからだ。これにより安全に休んだり方向転換したり、あるいはちょっと怖くなって脇に逃げようとしたときに止まりやすい。いかにも初心者向けとバカにする人もいるかもしれないが、そういう人こそ「自分も最初はこんなところで練習しておけばよかった」なんて思うかもしれない。「こんなのが欲しかった」というコースだ。
【玉原:ファミリー】
 写真が行方不明で、再度焼き増しします・・・
スキー写真:赤城 【赤城第三:コース名なし】
 ここは山全体が、地元のファミリーが幼児を連れて集まる場所のようだ。とにかく小学校低学年が多い。ロープトウが主力だが、実際には子供をそりに乗せて歩いて登るお父さんも多い。やはり上級者は皆無なので安心だ。
なお、1級所持の私は思いっきり浮いていた。
スキー写真:赤沢 【赤沢:第2リフト脇】
 村営のロコスキー場だが、このコースだけは別格。月夜野インターから猿ヶ京温泉を経由して苗場へ向かう途中、左手に見える。滝の落ちるような豪快な外観で、一度は行ってみたいとそそられるようなコースだ。行ってみるとそこは送電線の鉄塔の根元に向かって飛び降りるようなコースであった。
やるなあ。
スキー写真:赤沢コース
スキー写真:ホワイトバレー 【ホワイトバレー:今倉平】
 地形的に(ホワイトバレーというだけあって)、雪が溜まりやすい。そのため降雪後はちょっとしたパウダー天国になる。これが東京日帰り圏にあるのだから、穴場ともいえる。
ただしこういうパウダーを滑るときは、絶対に転倒して板を外さないこと。あるいは、必ず長いリボンをバインディングの一方に取り付けて、片方を手で丸めてブーツの中に入れ、外れてもすぐに分かるようにしよう。
スキー写真:草津の振子沢 【草津:振子沢】
 草津は山頂から殺生クワッドコースに下りるとき、清水沢と振子沢の2つの沢を滑ることになる。ここは写真のように、なんだかスノボのハーフパイプの中を滑っているようなイメージがある。このようなコースは日本国内ではあまり見たことがない。

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新潟地区】
新潟
写真は捜索中
※このセクションでの小さな写真は後日、
すべて入れ替えます
 (12/25)管理人
【苗場:男子リーゼンスラローム】
 元祖「一人一コブ運動」の発祥地。苗場といえばミーハー初心者が押し寄せるというのに、全体的な斜面の強さは上級者向けだ。しかもゴンドラを降りてこのリーゼン側にうっかり入り込もうものなら、コブ斜面から抜けることができず、そのため1つのコブに1人ずつ棒立ち状態、なんてことになる。どこかに逃げ道作ってやらんと事故多発だぞ。
スキー写真:苗場 【苗場:イカソーメン】
 私の呼び名だが、初冬のホテル前ゲレンデに出現する。まだ雪が無くて青々としたところに、人工降雪機で強引に1本だけ白いイカソーメンのようなコースを作って「はい、苗場は11月下旬オープンでございます」と言っているのだ。パンフレットの銀世界を想像してホテルに予約を入れた人は、もう笑うしかないだろう。こういうのを営業努力というのかサギというのか分からないが、読者のみなさんはひっかからないよう注意だ。
スキー写真:かぐら 田代湖 【かぐら:パノラマ】
 眼前に湖を見ながら滑ることにかけては、青木湖や瀬女高原と並ぶ御三家の一角といえる。しかし、湖の縁がコンクリートで塗り固められていて、これが人造湖であることを物語っているのがちょっと残念。でも、本当に湖に飛び込むように滑る感覚は格別だ。
スキー写真:石打丸山 【石打丸山:銀座】
 このネーミング、どこかの商店街みたいでいいと思いません?。いかにも石打丸山が古いスキー場であることが分かろうものだ。
スキー写真:八海山ダウンヒルコース 【六日町八海山:ダウンヒル】
 私は時々「強い斜面」という表現を使うことがあるが、これは本来ならばコブ斜面になるような斜度なのに、毎日圧雪しているようなグルーミングバーンのことを指している。このタイプのものはそれなりに有名なスキー場にいくつかあるが、ここ八海山はスクールが浦佐の姉妹校であり、上級者の色がコースにもよく出ていると思う。ただし南向き斜面で、シーズンは短いのが残念。
スキー写真:ARAI 【ARAI:アンコール】
 ARAIはニセコのように非圧雪エリアを開放している数少ないスキー場だ。そのため山全体がパウダー天国という感じだが、やはり山頂付近のアンコールが一番いいと思う。ただし樹木が少ないとガスったら方向を見失うので注意だ。
スキー写真:赤倉温泉 【赤倉温泉:前山第3林間】
 私の頭の中の分類に「メドレー型」というカテゴリーがある。これは会津高畑のように、リフトを乗り継ぎ、3つくらいのコースを1本のコースのように滑ると実は滑走感のある良いコース、というものだ。音楽でいえばメドレーのようなもの。この前山第3林間からスタートして国体女子〜チャンピオン迂回、または前山第1〜前山第4へ滑るコースなど、合わせるとなかなかであった。
スキー写真:池の平 【池の平温泉:カヤバ】
 この池の平は牧場をスキー場にしたものらしく、牛でも登れるようなのんびりした雰囲気のスキー場だ。開放感満点で景色が良く、対面の斑尾山と野尻湖の組み合わせがまたすばらしい。牛のようにのんびり滑る。これが牧場スキーの正しい楽しみ方だ。
スキー写真:シャルマン火打 【シャルマン火打:スノーマン】
 ARAI系のスキー場。大変コンパクトで、クワッド一基で全コースをカバーできるという機能性は最高だ。そのため降雪直後はクワッドで何本もパウダーを堪能しまくることができる。すっころんだら、あなたもスノーマンだ!。
   
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【長野地区】
長野
木島平 【木島平:池の平】
 池の平は高井富士と木島平の2つのスキー場の連絡コースだ。しかし、すいていてクワッドで機能的に繰り返し滑ることができて、またクワッドとコースが密集した木でさえぎられているので、自分の滑っている姿をクワッドの客に見られなくて済む。だから練習しているところを人から見られるのがいやな人にはぴったりだ。私はここでウェーデルンに開眼し、1ヶ月後に1級を確実なものにした思い出のコースだ。
野沢温泉スカイライン 【野沢温泉:スカイライン】
 斜度が強い割には幅が狭くて、スピードがガンガン出てしまう。上級者限定の割には初心者もまぎれてくると逃げられなくなり、事故が多発する。私が行ったときは「上級限定」「ケガ多発」と脅し文句がいっぱいあったが、これは裁判沙汰になったときのスキー場の管理責任を明確にするためだろうか。事故の多さと裁判の多さでも有名なコースだ。
タコチ 【山田牧場:タコチ】
 ぜひ皆さんに紹介したいのが、このタコチコースだ。山田牧場と山田温泉の2つのスキー場を結ぶワイルドコースで、とにかくオススメだ。ぜひレポート読んで行っていただきたい!。なお、天気がよければ遠くアルプスが丸見えだという。
ロイヤルヒル 【白樺湖ロイヤルヒル:パノラマ】
 規模も大きくないし、たいしたことないだろうとタカをくくっていったら驚いた、というコース。志賀高原の高天原みたいな感じで、景色もいい。シーズンの雪のいいときにいってみるといいだろう。良い意味で意表を突かれたスキー場だ。
白樺国際 【白樺高原国際:サラブレッド】
 この地区としては珍しくゴンドラがあり、そのゴンドラ脇を直線的に滑り降りるコースだ。で、なぜ選んだかって、そりゃあここで管理人が1級に合格したからよ。(すごいエコひいき!)。
野辺山 【野辺山:スーパーレッド】
 早くから人工雪頼みのスキー場が多くて有名な八ヶ岳地区にあって、この野辺山はその最右翼だ。降らしては融けて凍り、降らしては融けて・・・を繰り返すため、バーンは何層もの厚い氷でできたスケートリンクとなり、鏡のように顔が映ったりするとかしないとか。
 忘れられないのは管理人は1級に合格して、もう転ぶわけにはいかんと思っていたらここの急斜面で転んじゃったのよ。ここはスケート靴を履いて滑るのが正しい。いい写真がなかったので左のものを掲載した。左のコースは降雪機を使わなかったのでコースになっていないのだ。
開田高原マイア 【開田高原マイア:スカイハイ】
 標高2000m以上、雪質良くスキーヤーonlyコースで、バッヂテストの練習には最適だ。本当、すばらしい。しかし最近はボードにも開放したらしいので、以前のような練習はできないだろう・・・。
きそふくしま 【きそふくしま:スカイ】
 御岳周辺スキー場としてはおんたけから離れているが、逆におんたけそのものを眺めるにはこのくらいがちょうどいい。ここで滑っていて不思議な感じになるのは、おんたけを横に見ながら滑るとおんたけもいっしょに並走して滑っている(動いている)ように見えることだ。この錯覚も楽しんでみてほしい。
乗鞍高原温泉 【乗鞍高原温泉:鳥居尾根】
 写真右が鳥居尾根だ。朝イチに滑ったら、すごくいい。標高の高さもそうだが、圧雪も良く、ついついゴリゴリ滑った。しかし幅がやや狭く、すぐにホコホコになるので、本当に朝イチだ。
青木湖 【青木湖:レイクサイド】
 湖のすぐそばで滑ることに関してはここが一番ではないだろうか。顔を洗面器につけるように、湖に向かって滑るのは格別だ。ウェアの下は水着着用で行こう!。
岩岳 【岩岳:山頂】
 八方尾根や47はもちろん、山頂の裏手からは白馬連山も見える。私が初めてスキーをやった場所だが、この爽快感にしびれて、のめり込んでしまった。初めてスキーをやる人を思いっきり感動させたいと思ったら、岩岳はいいだろう。オススメだ。
八方尾根兎平 【八方尾根:兎平】
 八方尾根の名物コース、兎平。幅の広いコブ斜面で、リフト脇であり、また下の兎平109(写真の中央奥の建物)から丸見えになっていて、モーグラーで人から見られたくて仕方がない人には最高の舞台となる。そういえば米国のヘブンリーにあるモーグルの聖地とやらも(あのモズリーのホームゲレンデ)こんな感じだったなあ。
千畳敷 【中央アルプス千畳敷:カ−ル】
 中央アルプス千畳敷は本当はロープウェイを利用して写真にある中央アルプスの宝剣岳を見るための観光地だ。しかしカール地形により雪溜まりがあり、ロープトウで滑ることができる。
 4月からオープンだが、観光客の方が圧倒的に多い。滑っていると駅舎建物から「あ〜、滑ってるよ」「好きだねえ」なんて聞こえてくるが、注目度は満点だ!!。
まだまだ続きます!
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